“赤潮”って?
2018.02.21
“赤潮(あかしお)“とは、プランクトンの異常増殖によって、海や川などが赤茶色に変わることをいいます。
赤潮が発生すると、海中の酸素が少なくなったり、毒素を含んだ物質を魚が飲み込んで死んでしまったり、漁業などに大きな害を与えます。
赤潮の発生は、地球温暖化の影響で海水の温度が上昇していることや、「富栄養化」と関係があります。
「富栄養化」とは、海水中にチッ素やリンなどの物質が多くなりすぎることです。
それらは家庭から出る生活排水や農地で使われる化学肥料などに含まれていて、人間の生活と密接に関係しているのです。
赤潮を予防するためには、水質汚染につながる、生活排水や工場排水をなるべく出さないようにしていくことが大切です。
私たちの街での生活が海に影響を与えていることを忘れずに、生活をしていきたいですね。