世界のゴミ問題

2018.05.11

世界中で環境に関する各国の政策・情勢が大きく動き出しています。
 
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英政府は使い捨てのプラスチック製品の販売を禁止する方針を決めました。
プラスチック製ストローや飲料用マドラー、プラスチックを原料とする綿棒などが対象製品となり、来年から施行する見通しです。

イギリスは、これまでもレジ袋への課税やプラスチック微粒子「マイクロビーズ」を含む商品の製造を禁止するなど、プラスチックごみの削減に一定の成果を出しています。
さらに、2042年末までにプラスチックごみを可能な限り削減する方針で、国家計画として長期的に取り組んでいくと発表しました。

※SankeiBiz「イギリス、プラスチック製ストローの販売禁止へ 環境保護で方針、来年にも施行へ」:https://www.sankeibiz.jp
※今、あなたの力が必要な理由「プラスチックスープの海」:https://blueshipjapan.com/issues/vol2
※BLUE SHIP事務局ブログ「見えないゴミ “マイクロプラスチック”」:https://blog.blueshipjapan.com/microplastic-gomi/
 

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また、世界中から廃棄物の受入れ先となっていた中国では、今年から廃棄物輸入禁止策が施行されました。
このことによって、世界各国は大量のごみの新たな廃棄先を見つける必要に迫られています。
今まで、輸出するペットボトルごみの7割以上を中国に送っていた日本も抜本的な削減が急務となっています。
国として削減に取り組むのはもちろん、企業や一人ひとりが意識を高めていかなければいけません。

※中国 資源ごみ輸入禁止の波紋「NHK BS1 キャッチ!世界のトップニュース」:https://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou