ポイ捨てをすると

2017.01.17

人前や目立つ場所ではポイ捨てをしない、という人は多いのではないでしょうか?
排水溝や植え込みの中などに、他人の目を少しだけ気にしながらポイ!

ちょっと待った!
そのゴミ、いつか海に辿り着くかもしれないこと、知っていますか??

 

実際、ゴミ拾いをしていると、植え込みの茂みや草木の中から、たばこやビン・缶やお菓子の袋などポイ捨てと見られるゴミを多く見つけます。

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↓ こちらは人目のつきにくい階段の下。

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街で捨てられたゴミは雨などで、川へと流され、やがて海へとたどり着きます。
ゴミが海にたどり着くと、海岸・海洋汚染が広がるだけでなく、漁業やゴミ回収処理の費用などの経済への影響、また魚が誤飲・誤食することによる生体への影響など、様々な悪影響に繋がります。

人間が捨てたゴミを人間がお金をかけて回収する。
人間が捨てたゴミを魚が食べ、その魚を人間が食べる。
天に唾を吐くと自分にかかるように、ポイ捨ては回り回って自分たちに帰ってきます。

誰かが見てるからとかではなく、私たち自身のため、未来のためにも無くしていきたい問題ですね。
ポイ捨て、損するのは私たち。
※ポイ捨ては条例違反です。