都市にも溢れる「身近な自然を感じて欲しい」
2016.11.01
「ヒトと自然をもっと近くに」KOKOPELLI+（ココペリプラス）
みなさまが、日々の暮らしの中で「自然」とふれあう時間はどれくらいあるでしょうか。現代の都市部での人々の暮らしの中では、どんどん自然とヒトの間に見えない壁ができ、距離が遠ざかっているように感じます。そして、以前であれば当たり前だった「こどもの遊び」と「自然」の接点もどんどん減っています。各地で環境問題により「自然が失われている」と言われていますが、実は、様々な事情から人の暮らしの中からも自然は失われてしまっています。
私たちは、「ヒトと自然をもっと近くに」をミッションとして、自然観察や自然体験などのイベントやワークショップ、屋上ビオトープや学校ビオトープ、企業内敷地等での自然再生などの機会を通じて、みなさまに様々な形で無理せず自然を感じていただく時間作りをご提案しております。
都市の川にも自然がいっぱい！
その中でも、特に得意としているフィールドが「都市河川」です。都会の街を流れる川には、当然のように生き物などいないだろうと考える方が多いのですが昨今の環境対策等によりおどろくほどたくさんの生き物が棲むようになっています。
私どもでは、そういった都市河川の自然再生や自然資源の活用のお手伝いとして、自然環境調査、再生計画・作業、自然観察や自然体験のイベント・ワークショップを開催しております。
最近では、東京の深川地区で川を中心としたゴミ拾い活動を行なう「深川海さくら」さまともに「ハゼ釣り大会」を行ないました。これは地域の川のゴミを拾った方が川にハゼがたくさんいることを感じてもらうことにより、さらに街の川をきれいにしたいという意識につなげたいという想いから実施しました。
また、「横浜西口元気プロジェクト」さまとともに、横浜市内の各区区民祭りにおいては、「横浜西口ミニ水族館」として、横浜駅西口の水中を再現した水槽を展示し、多くの方が「こんなに生き物がいるとは・・」と驚いていらっしゃいました。
どちらも私どもが「自然再生」、「調査」、「体験」という流れで関わらせていただいている大切なフィールドです。こういった都市河川の自然をただ再生するだけでなく「地域のみなさま」や「こどもたち」とともに価値を共有できるように、魅力発信も同時に行なっていきます。
そして、今後もさらに多くの都市河川にて同様な取り組みを増やして行き、さらに多くの「都市河川とヒトが近づく」お手伝いを続けたいと考えておりますので、ぜひお近くでイベント等が開催された際にはご参加お待ちしております。
開催日
■横浜西口ミニ水族館（西区区民祭り）
日時：2016年11月6日(日) 10：00～14：30（小雨決行、荒天中止）
場所：戸部公園、西前小学校等
※相鉄ブース内にて、横浜駅西口の環境を再現した水槽を展示します
■「コタツで！野鳥観察舟遊び」（舟遊び みづは）
日時：2017年1月〜3月中に複数回
場所：日本橋船着場より出航予定
※都内の運河に冬限定で集まる水鳥たちを「みづは」さんの船上から観察します。何とこたつ付きの船で温まりながら自然観察ができる！驚きの企画です